援助交際をしながら事件に関わっていく名探偵・上木らいちが、奇妙な謎に挑んでいく連作である。設定の強烈さばかりが目を引きがちだが、その裏では本格ミステリとしての論理がきちんと組み立てられている。読者の先入観そのものを手がかりの一部として使う手つきも健在であり、シリーズの持ち味がよく表れた一冊といえる。
書誌(講談社、2017年、ISBN 9784062937511)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「早坂吝 [著]」による。初刊年2015年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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