冴えない男が、美しい女性に振り回されるまま、次々と奇妙な事件へ巻き込まれていく。軽妙な語り口で進んでいくその道行きの裏側には、周到な仕掛けが潜んでいた。読者が笑いながら読み進めた部分が、後になってまったく別の意味を帯びてくることになる。ユーモアと本格の技巧を同居させた、著者の初期を代表する長編の一つである。

この作品が好きなら

悪魔の羽根
悪魔の羽根
ミネット・ウォルターズ(訳: 成川裕子) / 東京創元社 / 2015年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2016年版 海外編 第6位
アリスの夜
アリスの夜
三上洸 / 光文社 / 2003年
日本ミステリー文学大賞新人賞 受賞
ハウスメイド
ハウスメイド
フリーダ・マクファデン(訳: 高橋知子) / 早川書房 / 2025年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2026年版 海外編 第3位
ケモノの城
ケモノの城
誉田哲也 / 双葉社 / 2014年
蛇の形
蛇の形
ミネット・ウォルターズ(訳: 成川裕子) / 東京創元社 / 2004年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2005年版 海外編 第8位
五色の殺人者
五色の殺人者
千田理緒 / 東京創元社 / 2020年
鮎川哲也賞 受賞
この作品からもっと探す →

書誌(角川書店、2009年、ISBN 9784043595068)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「歌野晶午 [著]」による。初刊年1993年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。