冴えない男が、美しい女性に振り回されるまま、次々と奇妙な事件へ巻き込まれていく。軽妙な語り口で進んでいくその道行きの裏側には、周到な仕掛けが潜んでいた。読者が笑いながら読み進めた部分が、後になってまったく別の意味を帯びてくることになる。ユーモアと本格の技巧を同居させた、著者の初期を代表する長編の一つである。
書誌(角川書店、2009年、ISBN 9784043595068)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「歌野晶午 [著]」による。初刊年1993年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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