ヒマラヤの高峰を舞台にした山岳冒険小説である。登攀そのものの困難さに加え、この地には国境をめぐる緊張が横たわっていた。山に登ることが、そのまま政治的な意味を帯びてしまうのだ。誰が何のために、この壁を登ろうとしているのか。高所での身体の反応や装備の細部まで丁寧に描き込まれており、山を知る者ならではの説得力がある。著者の代表的な山岳長編である。

この作品が好きなら

ビッグ・ゲーム
ビッグ・ゲーム
レナード・ワイズ(訳: 真崎義博) / 早川書房 / 1988年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1989年版 海外編 第9位
ブラックライト
ブラックライト
スティーヴン・ハンター(訳: 公手成幸) / 扶桑社 / 1998年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1999年版 海外編 第3位
土漠の花
土漠の花
月村了衛 / 幻冬舎 / 2014年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2015年版 国内編 第6位日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門
北壁の死闘
北壁の死闘
ボブ・ラングレー(訳: 海津正彦) / 東京創元社 / 1987年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1988年版 海外編 第3位
還らざるサハラ
還らざるサハラ
藤田宜永 / 講談社 / 1990年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1991年版 国内編 第8位
金庫破りの豪華な調査
金庫破りの豪華な調査
アシュリー・ウィーヴァー(訳: 辻早苗) / 東京創元社 / 2024年 / 海外
この作品からもっと探す →

書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。